LV.45
GP777

序章

樓主 amory amory626
220X年…
宇宙に 地球外 生命体を 見つけた
日本宇宙科学局 NAXA(ナクサ)は、
未知なる 生命体と 友好の 関係、「ブラザーバンド」を 結ぼうと
宇宙ステーション、「絆」を 打ち上げた…
人類が 夢に見た 地球外生命体との 交流…
しかし、人類の 夢を乗せた 宇宙ステーションは
原因不明の 事故に遭遇し、その行方をたってしまった…
必死の 捜索にも かかわらず、
宇宙ステーションは 見つからことはなかった…
そして 事故から 数数月後、日本海に 「絆」の 一部と見られる
機体の 破片 が 落下した…
NAXAは これを きに、捜索を 打ち切り、
このプロジェクトを 永久に 凍結した
そして、3年の月日がたった…


天地:「大吾(だいご)先輩の 乗った 宇宙ステーションが 消息を たってから
もう、3年になりますか…」
アカネ:「えぇ、はやいものね…」
天地:「そういえば、お子さんは…今日から5年生でしたよね?」
アカネ:「…えぇ、けど まだ学校には 行けないみたい…
あの事故以来、あの子、人と関係を 持つことを
極端 避けるように なってしまったの…」
天地:「…一番 大好きで 一番 尊敬している 父親を 喪ったんだ
無理もありません…
けど、学校に行かないんじゃ 勉強の方は…?」
アカネ:「今は カードフォースシステムが あるから、なんとか なってるわ
学習用カードの ティーチャーマンに 教えてもらっているの
けど、よく 勉強 そっちのけで、
機会を いじったり 星とか 宇宙の本を 読みあさってるわ
宇宙飛行士に なって、父さんを 捜しに行くんだって」
天地:「…そうですか
我我に もっと力があれば 先輩を 見つけることが できたのに…」
アカネ:「天地(あまち)くん、あなたが 責任を 感じる必要はないわ
あれは 事故 だったのよ…」
天地:「………」

(スバル出現)
アカネ:「ちょっと、こっちに来て ご挨拶なさい」
スバル:「……う、うん」
アカネ:「こちらは NAXAで お父さんの 後輩だった 天地さん…」
天地:「初めまして、天地です」
スバル:「ど、どうも…」
天地:「NAXAじゃ、キミの お父さんには ホントにお世話になったよ
キミの お父さんは 優秀で なにより 勇敢な 人だった…
…あ、そうだ、ボクは今 NAXAを辞めて、
町外れにある 自分の 研究所で
宇宙科学を 研究 しているんだ
よかったら 遊びに 来てくれよ…
えっと…」
アカネ:「ホラ、自己紹介なさい」
スバル:「えっ、あ…うん
星河 スバルです……」
天地:「よろしくな、スバルくん
…そうだ、今日は お土産を 持ってきたんだ
ビジライザーっていう 特殊な 眼鏡で
キミの お父さんが 仕事に 使っていた らしいんだけど、
詳しい 機能は 分からないんだ
NAXAを 辞める時に でてきたんだけど、
キミに渡しておこうと 思ってね」
(スバルは、「ビジライザー」を ゲットした!!)
スバル:「父さんの…ありがとう」
アカネ:「いつもの所に行くの?」
スバル:「うん、今日は 晴れてるから 星が よく見えそうなんだ」
アカネ:「アラ、トランサーの電源が 入ってないんじゃないの?」
スバル:「あ、そうだ…」
(スバルは、トランサーの電源を入れた!!)
アカネ:「トランサーの電源は 入れておきなさいって、いつも 行ってるでしょ?
お気に入りの バトルカードを 確認したり、ブラザーの人数だって…」
スバル;「…ブラザーは いないから、誰も ボクのパーソナルページを 見る人なんていないよ」
アカネ:「…何行ってるの
トランサーの 電源が 入ってなかったら、
身分証明も できないんだから…」
スバル:「…うん、分かってるって
それじゃ 母さん、行ってきます」
(スバル離去)
アカネ:「いつも あの調子なのよ
ブラザーバンドを 結んだ 友達でも できてくれれば いいんだけどね…」
天地:「ところで スバルくんは どこに?」
アカネ:「学校の裏山にある 展望台…
毎日 夕暮れ時には あそこに行って 空を 眺めてるみたい…
…父さんが 見えるかも しれないからって…グスッ
わたしも あの子も…あの日から 時間がと埋まったまま
速く 前に 歩き出さないと いけないって…
分かってるんだけど…」
天地:「……」
板務人員:

513 筆精華,04/29 更新
一個月內新增 0
歡迎加入共同維護。