LV.45
GP777

帶洛克逛街

樓主 amory amory626
  (次の朝…)
アカネ:「…スバル、パートに行ってくるからね」
スバル:「……うん」
アカネ:「あのね、スバル…無理にとは言わないけど、
…そろそろ 学校に 行ってみない?
あなたには 友達が 必要だと思うの」
スバル:「………」
アカネ:「…それじゃ、行ってくるね」
(母さん離開)

スバル:「友達 何て…」

ロック:「何で、学校ってトコに 行かないんだ?」
スバル:「……… 学校に行ったら、友達ができるかもしれないだろ?」
ロック:「…つまり、友達を 作りたくないから 学校ってとこに 行かないのか?
地球人ってのは 友達とか、ブラザーバンドってのを
大事にする 人種 だって オレは 聞いたぜ?」
スバル:「…ロックは 大切な人を 喪った 悲しみを 知らないから、
そんなことが いえるんだよ」
ロック:「…そう思うか?
…ヘッ、まあいい、地球人にも お前みたいな 変わったヤツもいるんだな
がぜん 地球人に 興味が 湧いたぜ
なぁ、スバル、町を 案内してくれよ
この星に どんな人間がいるのか 見てみたいんだ」
スバル:「ヤ、ヤダよ…なんで ボクがそんなこと…
それに、人と 話すのとか 好きじゃないし…」
ロック:「ゴチャゴチャ言ってないで 速く あんないしろって 行ってるだろ!」

スバル:「アイタタタ…」
ロック:「さぁ、速く行こうぜ!」
スバル:「分かったよ、外に行けばいいんだろ!
ったく、乱暴な 宇宙人だな…」


スバル:「ねぇ、もういいだろ?ウチに帰ろうよ…
っていうか、そろそろ 父さんの 話を 聞かせてよ!」
ロック:「分かった 分かった…
けど、その前に もうすごし 付き合ってくれよな」
スバル:「次は どこに行くんだよ?」
ロック:「トランサーの中さ…」
スバル:「トランサーの中!?」
ロック:「トランサーの中と いっても、オレが見たいのは、
地球人たちの パーソナルページだ
普段 他人には見せない パーソナルページを見れば、
それ人間が どんなヤツなのか、何を 考えているかが 大体分かるのさ
それに…」
スバル:「それに…?」
ロック:「い、いや なんでもない!」
スバル:「…けど、他人のパーソナルページを のぞくなんて、
あんまり 気が 進まないな」
ロック:「お前が いやだといっても、オレは 力づくで…」
スバル:「分かった、分かったよ!
また トランサーの中で 暴れられたら、たまんないよ…
けど、どうやって…」
ロック:「昨日と 同じ手順で 電波世界を 経由して トランサーに入ればいいのさ
その何とかって 眼鏡で ウェーブホールを捜して 電波化しな!」
スバル:「ったく、電波化するとこ誰かに 見られたら 化け物扱い されちゃうよ…
絶対 人に見られないように 気をつけなくっちゃ…」


スバル:「他人のトランサーに はいるったって、どうやって 入るのさ?」
ロック:「だから、さっきも言っただろ?
昨日と おんなじように やればいいんだよ
この電波世界から 入りたい ヤツに 狙いを定めて、
タッチするだけだ 気がつけば トランサーの中だ」
スバル:「わ、分かった…」
ロック:「あ、それと、電波世界の中でも 電波ウィルスに 出くわす 可能性があるから 気をつけな
何、昨日の 要領で 戦えば、大概の ウィルスには勝てるって
お前、意外と バトルの センスは いいみたいだからよ」
スバル:「バトルのセンスなんて いらないよ…」
ロック:「…そのうち、そうも行ってられなくなるぜ」
スバル:「えっ、今 何か行った?」
ロック:「…いいや、さぁ、トランサー見学と 行こうぜ!」
スバル:「う、うん…」


ロック:「フム…
やはり、パーソナルページってのは 直接 喋った時とは 違う情報が 手に入るな」
スバル:「そりゃ、ブラザーを 結んだ 同士にしか召せない ページだからね…」
ロック:「しかし、妙だな…」
スバル:「妙って、どういうことさ?」
ロック:「実は 今朝から FM星人の気配を 感じたもんだからよ、
オレみたいに 誰かの トランサーに隠れているヤツが いるんじゃないかと思ったんだら
この町の 住人の トランサーの中に隠れている FM星人は いないようだな」
スバル:「ち、ちょっと!そういうことは 先に行ってよ!
もし、誰かのトランサーの中で FM星人と鉢合わせしてたら………」
ロック:「間違いなく、襲い掛かってくるな」
スバル:「そんな 他人事 見たいに 言わないでよ!!」
ロック:「…シッ!」
スバル:「な、何だよ、急に?」
ロック:「オレが 今朝 感じた FM星人の 気配がする…」
スバル:「け、けど、町の人たちには 取り付いてないのは 確認したはずじゃ…」
ロック:「FM星人が 入り込むのは トランサーの中だけじゃねえ」
スバル:「そうか、機関車のこともあったし…」
ロック:「あぁ、電脳世界だ この町の電脳世界のどこかに
FM星人に 関係のあるヤツが いるはずだ!!」
スバル:「で、どうするの…?」
ロック:「どうするも こうするもねえ!
先手必勝、こっちから 打って出てやる!
この辺りの 電脳世界を 捜して回るぜ!!」


ロック:「FM星人が くっついているのかと 思ったが、雑魚か…」
スバル:「な、なんなの…?」
ロック:「気をぬくなよ、来るぜ!」
ジャミンガー:「お前も 車泥棒か?
悪いが この車は オレの獲物だ
邪魔をするってんなら、痛い目に会ってもらうぜ!
ウキョキョキョキョーーーッ!!」

ロック:「ウィルスに 取り付かれた 人間か…
この町にも 随分 FMプラネットの手が 伸びて来ているようだな…」
スバル:「い、今の 人間だったの!?」
ロック:「あぁ、お前が 電波化しているのと 同じ 理論だ
ただし、ヤツの場合、低級な ウィルスに 取り付かれていたようだな
所謂「ジャミンガー」ってヤツだ」
スバル:「ど、どうしよう… 思い切り 攻撃しちゃったよ」
ロック:「たぶん 大丈夫だろう 命までは とっちゃいない
長居は無用だ… いったん お前の ウチに帰るぞ」
スバル:「…う、うん」
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513 筆精華,04/29 更新
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