LV.45
GP777

獨奏的少女

樓主 amory amory626
スバル:「ロック、どこ行ったんだろ?」
スバル:「ロックー!」

スバル:「なんだろ、この音色… 誰かいるのかな…」

スバル:「………」

ミソラ:「この場所に 用事?
すぐに 終るから こっちに来て 待ってなよ」

スバル:「………」

ミソラ:「フー、終わり!
どうだった?」
スバル:「…う、うん、いい曲だったよ」
ミソラ:「そう? よかった…
新しく作った 曲なだけど、
この曲だったら ママも 喜んでくれるかな」
スバル:「…今の曲は、お母さんに 聞かせてあげるの?」
ミソラ:「うん、わたしが 歌を 作るのは ママの為
ママ、わたしが 新しい 曲を 聞かせてあげるたびに、とっても 喜んでくれるんだ」
ミソラ:「ママ、聞いてくれた?とっても いい曲が できたよ…」
ミソラ:「お待ちどう様、またせちゃってゴメンね
それじゃ、わたし行くから じゃあね…」

スバル:「………」

???:「クックック… 人目惚れってヤツか?」
スバル:「あっ、ロック!!いつのまに!?
どこに行ってたんだよ?」
ロック:「気になる 音楽が 聞こえたから、様子を見に来たんだ
あの娘の 奏でる メロディから、
オレたち FM星人を引き付ける 孤独の 波長を 感じたんでな」
スバル:「孤独の 波長…?」
ロック:「あぁ、心に 孤独を 抱えるものが持つ、独特の 周波数だ」
スバル:「で、FM星人は…!?」
ロック:「安心しな、この辺りに FM星人は きちゃいねえよ」
スバル:「そうか…
あ、ところで ロック!ゼット波って、しってる?」
ロック:「あぁ、そりゃ オレたち FM星人から 発生する 電磁波のことだろ?」
スバル:「やっぱり!
今日、ヘイジって変な おじさんが ウチに来たんだ
ゼット波の発生源を 探してるって
それで、ゼット波の発生源を 見つけたら 破壊するって…」
ロック:「嬉しいねぇ!
それで オレを心配して 捜しに来てくれたのか?」
スバル:「そ、そんなんじゃないよ!」
ロック:「まぁ、そう照れるなって!
…そういや、さっきの女は お前の 知り合いか?」
スバル:「ううん… 今日 はじめてあった」
ロック:「そうか、なら いいか…」
スバル:「どうかしたの?」
ロック:「なんでもねえよ、さ、ウチに帰ろうぜ」
スバル:「う、うん…」
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