（次の朝…）
スバル：「…朝 かぁ…
……ロック？」
ロック：「今日は いるぜ」
（ピンポーン！）
スバル：「誰か 来たみたいだ…
きっと 母さんが 出てくれ…あ！
母さん 今日も パートの日だったんだ
でなきゃ…
…待てよ、この展開、どこかであったような…」
スバル：「また あのおじさんだったら どうしよう…
今日は ロックもいるし…」
ロック：「ヘッ、あのオッサンだったら、オレが オネンネサせてやるぜ」
（ピンポーン！ ピンポーン！）
スバル：「居留守を つかっても いいんだけど、
母さんへの 大事な 用事だったら いけないし…
行くか…」
スバル：「はい…どちらさまですか？」
マネージャー：「ミソラ！ ミソラはいないか！？
ミソラ！！ どこだ！？」
スバル：「ど、どちらさまですか…？」
マネージャー：「ア、またやってしまった！！
すまない、ボウヤ！
おじさん、人を捜していて えっと、その…
強盗 じゃないから 安心してくれ！ な？」
スバル：「もしかして、ミソラって子を 捜してるんですか…？」
マネージャー：「な、何で わたしが ミソラを 捜しているって 知っているんだ！？
もしかして、ミソラを 匿ってるんじゃ あるまいね！？」
スバル：「しらないよ…
それに、おじさんが ミソラ、ミソラって 言ってたんでしょ」
マネージャー：「おぉ、そうだったのか、それは すまなかった！
そ、そ、そうだキミ、響ミソラを この辺で 見かけなかったか？
キミも 顔位は 知ってるだろう？」
スバル：「さぁ… 名前は 知ってるけど、顔は知らないんで」
マネージャー：「何！？ミソラを見たことがないのか！？
キミ、もっと テレビを 見たほうがいいぞ！
じゃないと 学校の 会話に ついていけなくなるぞ」
スバル：「………（学校なんて行ってませんよ）」
マネージャー：「キミのことは いいとして ミソラだ！
ミソラを 速く見つけなくては 今日はライブってのに どこ行ったんだよ！
キミ、わたしは ミソラの マネージャーを やっているものだ
もし、それらしい子を 見たら わたしに教えてくれ！」
スバル：「ミソラって もしかして…
ロック、ちょっと 外に 出て見ようか…」
ロック：「何だよ、ミソラちゃん捜しか？
お前、意外と ミーハーなんだな？」
スバル：「そ、そんなんじゃないよ！」
