
[b]‧汐[/b]

(BGM:町、時の流れ、人)
汐發高燒的當晚,古河夫婦請來家庭醫師來為汐看診。
但是當醫師用聽診器診斷完汐的身體後,卻宣布了那件令人懼怕的事實。
「同じですね。渚さんと」
「跟渚小姐一樣呢。」
「残念ですか、原因が分かりません」
「很遺憾,目前無法查明原因。」
不是一般的感冒,而是原因不明的發熱,而且……
「ですが恐らく、渚さんのように、このままずっと」
「不過恐怕會和渚小姐一樣,就這樣一直持續下去…」
汐竟然也遺傳了渚的疾病,當年渚正因為懷孕時期的高燒,受盡了折磨而離開了人世。
如今,這樣的折磨竟然換成由年幼的汐來承受。
低下頭,面對著因高燒而痛苦不已的汐,朋也深深地感到自責。
「さっきまで、あんなに元気だったのに…」
「到剛才為止,都還那麼有精神…」
和那時完全一模一樣的景象。
前一秒還是如此快樂的情景,轉瞬間便化為烏有。
難道不管再怎麼努力,都還是只能任由命運的玩弄,屈服於時光的流逝之中嗎?
「では、わたしはこれで」
「那麼,我就先告辭了。」
醫生站起身來,帶著醫療器材離開了古河家。
早苗阿姨連忙起身至門口送行,留下朋也與秋生大叔仍待在原地。
難道……不管再怎麼努力,也還是無法改變這一切嗎?
此時,朋也的耳邊,響起了秋生大叔的嗓音:
「朋也」
「朋也!」
「こいつの父親は誰だ?」
「這孩子的父親是誰?」
秋生大叔的聲音,讓朋也及時從自責中回到了現實。
「…俺です」
「…是我。」
「なら、おまえはしっかりしろ」
「那你就要拿出做父親的樣子來。」
短短的一句話,讓朋也重新了解到自己所應盡的義務。
即使失去了女兒,依舊努力支持著這一家的秋生大叔。
即使失去了摯愛,依舊努力將他撫養長大的自己父親。
還有早苗阿姨也是,不論是哪個人,都是比自己還要堅強的父母親。
他再一次將目光轉向了汐,只有汐,是他必須好好守護的人。
這是目前的他所肩負,最重要也是唯一的責任。
=====a.part=====
[b]‧幻想世界[/b]

(BGM:幻想 II)
片片雪花從天而降,為荒蕪的大地覆上一層層的雪白。
在這片白銀世界中,有兩道身影正在雪地上持續趕路。
寒風迎面撲來,僅僅穿著一層白色外衣的少女,可以想見她是多麼地寒冷。
握住人偶的手,少女問道:
「大丈夫、きみは寒くない?」
「沒事吧,你不冷嗎?」
人偶搖了搖頭。
人形の僕は、寒さを感じない
身為人偶的我,感覺不到寒冷。
だけど、きっと彼女の手は冷たくなっているはずだ
但是她的手一定已經很冷了。
僕にはそれも感じることはできないけれど
雖然我連這一點也無法感覺到。
「もっすぐ世界の真白になるね」
「很快世界就會變成一片雪白了呢。」
「ちょっと急がなくじゃね」
「得快一點了呢。」
踩著沉重的腳步,兩人繼續在逐漸被染成白色的大地上。
一步、一步地向前進……
[b]‧汐[/b]
隔日早晨,運動會田徑比賽開始的槍聲從遠方的幼稚園內響起。
但因臥病在床的關係,汐只能從家裡聆聽著遠方熱鬧的聲音。
「…うんどうかい」
「…運動會?」
「ああ」
「對。」
朋也走到了汐的身邊,坐了下來。
「…パパ、はしらないの?」
「…爸爸不跑嗎?」
「今日はずっと、おまえのそばにいるよ」
「今天我會一直陪在你身邊喔。」
想了一下,汐繼續問道:
「…あっきーは?」
「…阿秋呢?」
「オッサンは走るかもな」
「大叔或許會跑吧。」
「アンカーが二人も休んだら」
「兩個最後一棒都沒來的話。」
「代わりを探すのが大変だろし」
「大概很難找到替代的人。」
為了照顧自己,父親決定待在自己身邊。
雖然高興,卻仍讓她感到一絲的遺憾。
「パパ、あっきーにかって」
「爸爸,要贏阿秋。」
「おまえのそばにいるって」
「我要陪在你身邊。」
父親再一次說道。
得知父親決心的汐,臉上稍稍露出落寞的神情。
「…ちょっとくやしい」
「…有點不甘心。」
「おまえは、俺の味方なんだな」
「你是站在我這邊的嗎?」
「…うん」
「…嗯。」
「俺もおまえの味方だ」
「我也是站在你這邊的。」
「どんなことが起きたって、守ってやる」
「所以不管發生什麼事情,都會保護著你的。」
「…うん」
「…嗯。」
點了點頭,汐滿足地閉上了雙眼。
「眠いか?」
「想睡嗎?」
「…うん」
「…嗯。」
「安心しろ、どこにも行かないから」
「放心吧,我哪裡都不會去的。」
「…うん」
「…嗯。」
再一次點了點頭,汐很快便進入了睡眠。
(BGM:存在 -piano-)
一週間、二週間、そして一ヶ月が過ぎたか、汐の熱が退かなかった
一星期、兩星期,然後一個月過去了,汐的燒依然沒有退。
幼稚園に行くことも、部屋から出ること際できなかった
不要說去幼稚園了,就連房間也出不了。
外出工作的時候,他只能拜託早苗阿姨前來照顧汐。
但是汐的病情依然沒有好轉的跡象,因此幾經考慮後,朋也做出了一個選擇……

「…すみません」
「…很抱歉。」
光坂電氣,從六年前開始便一直工作到現在的公司中。
朋也向老闆提出了辭呈。
「僕としては、岡崎君には辞めてほしくないんだけど」
「對我來說,我實在不想讓岡崎君就這樣辭職。」
「まぁ、いろいろ事情も有るみたいだし」
「但是,看來你也有很多的苦衷呢。」
最初仍無法適應的這家公司,不知不覺已待了那麼久的時間了。
為了好好守護汐,不再讓過去的遺憾再度發生,朋也辭去了工作。
向公司一鞠躬後,朋也走出了公司的大門。
但在公司外的工程車前,芳野祐介已在那等候多時了。
「思いきりだな」
「真果斷呢」
芳野說道。朋也因此走向了他昔日的前輩。
「早苗さんやオッサンには、止められました」
「早苗阿姨和大叔也勸過我。」
「でも、汐のそばに、いてやりたくて」
「但是我還是想陪在汐身邊。」
「貯金あるのか」
「有積蓄嗎?」
「すごしは」
「有一點。」
「あいつの学費を貯めてたんで」
「因為我有在存她的學費。」
「そうか」
「是嗎?」
芳野將左手放在朋也的肩上,語重心長地說道:
「ご苦労だったな」
「辛苦你了。」
「今日まで、ありがとうございました」
「一直以來非常感謝您。」
(BGM:存在 -e.piano-)
芳野從工程車內拿出了自己的工具組,從裡面掏出了一把螺絲起子,遞給了朋也。
仔細一看,螺絲起子的握柄上刻著芳野祐介的姓氏「よしの」,代表著芳野的工具。
「持っていけ。無くすな」
「拿去吧,別弄丟了。」
望著芳野遞出的螺絲起子,朋也遲遲無法收下。
「いいんですか?」
「沒問題嗎?」
「いいわけあるかな。明日から仕事で困るだろう」
「怎麼可能沒問題,明天開始工作會很傷腦筋的。」
「だったら」
「所以我就說…」
「換わりにおまえのドライバーを貸せ」
「作為交換,把你的螺絲起子借給我。」
「戻ってきたら返してやる」
「等你回來時我再還你。」
「え」
「咦?」
芳野露出了笑容。
「汐ちゃん良くなったら、戻ってくれ」
「等小汐好一點之後就回來吧。」
「それまで借りててやるから」
「在那之前先借我用。」
不擅言談的芳野前輩,以動作表現出了同事間的情誼。
他期待著汐病好之後,朋也能夠再回來工作。
接過了芳野的工具,朋也蹲下身。
從自己肩上的旅行背包中拿出了自己的工具組,將自己的螺絲起子同樣交給了芳野。
凝視著手中屬於朋也的工具,芳野說道:
「大事に使わせてもらうからな」
「我會好好愛惜它的。」
低下頭,似是要將數年來的感謝一起傳達給他一般。
朋也向芳野深深地一鞠躬後,便離開了公司。
汐はずっと家にいた
汐一直待在家裡。
入院も考えたか、結局は見行くた
雖然有考慮過住院,但最後還是沒去。
治療法が分からない以上、病院にでもあまり意味はない
在不知道治療方法的情況下,就算去了醫院也沒有多大意義。
なによりも、汐が家にいたかったのだ
更重要的是,汐想要待在家裡。
「パジャマ、新しいのに替えような」
「要換新的睡衣了喔。」
「…うん」
「…嗯。」
汐從棉被裡坐起身。
「立たなくていいぞ、パパが着替えさせてやるから」
「不用站起來,爸爸會幫你換。」
不過汐依然這麼說道:
「…ひとりでできる」
「…自己一個人就能換了。」
但是,當汐好不容易站起身來,卻馬上重心不穩而倒了下來。
朋也連忙扶住了汐的身體……
「いいんだよ、今はひとりでできなくても…」
「不用勉強,現在就算一個人沒辦法做到也沒關係…」
看著汐難過的表情,讓他感到於心不忍。
過去總是自豪著能自己一個人做所有事情,如今卻已無法做到任何一件事情。
(BGM:潮鳴り)
汐はもう、ひとりで着替えができない
汐已經沒辦法自己一個人換衣服了。
トイレにもいけない、食事も柔らかいものしか食べられない
也沒辦法一個人上廁所,飯也只能吃不太硬的東西。
穏やか日常は、もう戻って来ないのだろか
平穩的日常生活,是不是不會再回來了呢?
看著正在床上與糰子布偶玩樂的汐,朋也說道:
「汐…欲しいものあるか」
「汐,有想要的東西嗎?」
不過汐卻搖了搖頭。
「あったら言えよ」
「有的話就說喔。」
「…おもちゃでも、お菓子でも」
「…不論是玩具或糖果。」
「なんでも買ってきてやるからな」
「不管是什麼我都會買給你的。」
考慮了一會,汐終於開口說道:
「…りょこうしたい」
「…想去旅行。」
「旅行?」
「旅行?」
「…また、パパとりょこうしたい」
「…我想和爸爸再去旅行。」
「あんなの楽しくなかっだろ…」
「那一點也不開心吧…」
「パパ機嫌が悪で、大声出したりでさぁ」
「爸爸脾氣不好,有時候還會大吼大叫的。」
「…たのしかった」
「…很開心的。」
「…またりょこうしたい」
「…想要再去旅行。」
「…でんしゃにのって…」
「…搭電車…」
「…パパとふたりで…」
「…跟爸爸一起…」
聽了汐的描述,讓朋也稍稍感到訝異。
今年夏天的旅行,是五年來父女倆第一次單獨出外,同時也是朋也找回父親自覺的旅行。
但因為不爭氣的自己總是對汐冷漠以待,使得那趟旅程並不完全是一趟快樂的旅程。
「元気になったらな…」
「等你病好了…」
雖然想這麼說,但此時的汐卻說道:
「…いま、したい」
「…現在就想去。」
伏下頭,朋也的聲音充滿了痛苦。
「汐、無理って…パパを困らせないでくれ…」
「汐,不要…為難爸爸好嗎…」
「…うん」
「…嗯」
點點頭,汐這才沒有繼續要求。
他知道汐並不是一個任性的孩子,他一直都是很懂事的孩子。
但是……
一人娘を…
自己的女兒…
ただ一つの願い、きいてやるないのか、俺は。
唯一的願望我都沒辦法幫她實現嗎?
渚…
渚…
俺はどうすればいい。
我該怎麼辦才好。
こんなときに、おまえがいてくれば。
這種時候,如果有你在的話。
俺は…
我…
俺たち家族は…
我們一家人…
この町にただ、弄ばれてるだけじゃないのか…。
難道只是被這座小鎮玩弄於鼓掌中嗎?
悪戯に幸せを与えられ…
就像惡作劇般給予我們幸福…
それを簡単に奪い去られる。
卻又如此輕易地將它奪走。
許せない…。
不可原諒…。
絶対、汐だけは救う…。
只有汐,我一定要救她…。
汐だけは…。
只有汐…。
某日,為了與秋生大叔外出購物,朋也暫時拜託早苗阿姨前來家中照顧汐。
「よろしくお願いします」
「拜託您了。」
「いってらっしゃい」
「路上小心。」
「じゃな」
「再見啦。」
與早苗阿姨和汐道別後,朋也與秋生大叔一同走下了公寓的樓梯。
但是在樓梯口,秋生大叔卻將一個白色的信封交給了朋也。
「あぁ、とっとけ」
「啊啊,拿去吧。」
看了這個白色信封的樣式,他知道這是什麼。
因此他連忙拒絕道:
「受け取れねぇよ…」
「我不能收…」
這一拒絕秋生大叔果然勃然大怒:
「そう強情になるな」
「別這麼固執啦。」
「いや、そういうことじゃないんだ…」
「不,我不是這個意思…」
「まだ貯金あるし、もしわるくやっていける」
「我還有積蓄,還能撐一陣子。」
只要是認識朋也的人,就知道這是逞強之詞。
但對於朋也的推辭,秋生大叔也沒辦法再繼續說什麼。
「嘘だったら、しばくぞ、これ」
「敢騙我的話小心我修理你。」
「本当だって…」
「是真的…」
「なら、いいんだな」
「這樣就好。」
「男が廃ろうが、守らなければならないものがある」
「男人就算失去尊嚴,也要守護住自己所要守護的東西。」
「違うか?」
「不是嗎?」
面對這一番話,朋也考慮了一會,終於願意妥協:
「わかってる」
「我知道了。」
「本当にやばくなったら、言うよ」
「真的不行的時候,我會跟你說的。」
兩人一同進入超市買東西,趁著回程空閒的時間,順便繞到了那個地方。
過去秋生大叔所看守的秘密基地,自從那天以來,已經有好久沒有再來到這個地方了。
坐在長椅上,兩人一同望著眼前的現代化建築。
過去曾經是綠地的這個地方,在這五年間已完全被醫院所取代。
(BGM:潮鳴り II)
秋生大叔從口袋中掏出了香菸,遞給了朋也。
「吸うか?」
「要抽菸嗎?」
「いや、俺やめたんで」
「不,我已經戒掉了。」
「そりゃ、賢明だ」
「真是明智之舉。」
考慮了一會,秋生大叔也將香菸放回了口袋。
「なぁ…」
「我說…」
「ああ」
「嗯?」
「人は、ここにあった自然を犠牲にして、この病院を建てた…」
「人們犧牲了這片自然,建造了這座醫院…」
「次は何を犠牲にしようとするなのな…」
「接下來還會犧牲什麼呢…」
面對這番話,秋生大叔開口說道:
「町外れの丘か切り崩されてる」
「小鎮外的山丘已經被挖開了。」
「ショッピングモールできるらしい」
「聽說是要建購物商場。」
「便利になるんだから…」
「因為會更方便…」
「住民には喜ばしいこった」
「所以對居民來說也是件好事。」
但是,這樣的便利對朋也來說也是極度的不安。
難道所有的一切,都將隨著時間的浪潮一起被吞噬嗎?
不論是摯愛之人、還是我們所居住的這座小鎮的面貌……
「もしかしたら…」
「會不會是…」
「うん?」
「嗯?」
「あんたが、死にかけた渚をここに連れてきた時から」
「當你把接近死亡邊緣的渚帶到這裡的時候開始…」
「渚はこの町と繋がっていたんじゃないのかな」
「渚就與這座小鎮連繫在一起了。」
「そして、渚の子の汐も」
「然後,渚的孩子汐也是一樣。」
「変わっていくこと、姿を変えていくことは…」
「漸漸地被改變,漸漸地被改變形貌…」
「町にとっては、苦痛なんだろうか」
「對這座小鎮來說,是一件痛苦的事情嗎?」
面對這番推測,秋生卻只是說道:
「苦痛とは、関係ねぇんじゃねぇか」
「這和痛苦沒有關係吧。」
「ああ、変わっていくんだっ…て、そんな感じじゃねぇのかな」
「啊啊,所謂漸漸地被改變,就是這麼一回事吧。」
「人の死ぬことも…変わっていくことの一つ見過ぎないなら」
「如果人的死亡也是被改變的一步。」
「それも俺たちは、受け入れなくじゃならないのかな」
「那麼我們就不得不接受這個事實嗎?」
「それが嫌だから、人は病院なんか作るわけだ」
「就是因為不願接受,人們才會建造了醫院。」
在醫院的玄關前,護士們將一束花朵送給了出院的少女,恭禧她出院。
遙望著這幅光景,秋生大叔接著將目光轉向了他們所居住的小鎮。
臨走前,留下了最後的祝福:
「…この町と住人に、幸あれ」
「…願這座小鎮與居民幸福。」
